写真に写っていたのは駐車違反のチケットと1枚の付箋。そこにはこんな物語がありました。
生後9週間になる息子が緊急入院し、数日間付きっきりだった女性。ようやく退院の許可が下り、息子を抱えて車に戻ると、ワイパーには駐車違反のチケットが…。

「もう勘弁して！」疲れがどっと増したかのように、落胆した女性が封を開けると…

ピンク色の付箋に、ローラさんという人物からのメッセージが添えられていました。

こんにちは。あなたの車に、駐車違反のチケットが置かれていることに気付きました。病院にくるというだけで、あなたはずいぶんと大変な思いをしたことでしょう。違反チケットは私が支払っておきました。早く良くなることを願っています。ローラ

ローラさんとは面識がなく、病院で知り合った覚えもないという女性。それなのに、自身の代わりに駐車違反のチケット代を支払い、心遣いのメッセージまで添えてくれた人がいるのです！

張りつめていた女性の心は、一瞬にして溶けていきました。